国府高等学校同窓会では今から約30年前従来の全員参加型同窓会総会を毎年5月第3日曜日に開催していましたが、参加者が限定され多くても40名足らずでなんとも情けない総会でした。
当時の同窓会会長は近藤時代さんで「何とかしなくては」を課題として、歴代女学校出身の方が会長をしてこられたが、男子卒業生が社会で活躍するに至り勇退、林矩道会長が就任、総会の持ち方検討会が作られ、卒業15年・30年・50年を対象に「母校へ帰る日」・「同窓生の絆を高める日」を兼ねて同窓会総会・懇親会を開催、(その後卒業40年も加わり現在のような形が出来た。)全体の統括は卒業30年の該当生が当たることとした。 勿論その回生以外でも自由に参加することができる。
さて我々10回生も再来年(平成20年5月第3日曜日)にめでたくその日を迎える。元気で参加できることを願いたい。(組織としては50周年が最後のチャンスである)
我々10回生は昭和14年・15年生まれで、先の大戦前夜の混沌とした時代に生まれ、小学校入学は戦後初の1年生となった。貧しい時代に少年期は、みんな貧しかったが、それなりに明るく育った。成人式を迎える頃には経済状況もよくなり、日本は世界でも類を見ない高度経済成長時代に入り、働き蜂に徹し、しゃにむに働いてきた。そして定年を迎えた。今「華の60代」を楽しんでいる。とはいえ働きすぎや病魔に見舞われ、若くして神に召されていった友がいることを忘れない。
10回生の商業科は早くから良くまとまり、イチマル会を結成し、母校ポプラ並木の育成に貢献してきた。普通科は最近になってやっと、こうてん会(国府10)を結成し親睦を深めている。
この記念式典の10回生をまとめる任に当たっているのは高田孝一氏2組(1〜6組)・また木全弘之氏8組(7〜9)である。いずれ各クラス代表が選出されその準備に入ることになる。出来るだけ多くの皆さんとの再会を祈っている。
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