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秋  二題 投稿者:白いブランコ 投稿日:2022/09/07(Wed) 13:24 No.30218
皆さん こんにちは!

九月に入りまして爽やかな陽気に恵まれませんね
皆さんの談話を拝見していまして私もこの頃気にかかっていますことを記したくなりました

北海道 長万部町の神社の敷地内に突然噴出した水柱のことです 突然ですから神秘ですよね 限りない地球ノエネルギーを感じるではありませんか

なんでも温泉水と分かったとのこと 水温21.5度食塩泉で塩害がおきたりしているというではありませんか

でもいつまで続くか未定。轟音もすごいとか。どうなるのでしょうね

もう一つは元ロシア兵の手記を読みました
ウクライナとなんのために戦うのかも知らないままに野蛮人のような暮らし「戦争反対」と兵がさけんでいるのです

もう一つは身近な話  妹の義母が101歳でなくなりました。(9月1日) 8月13日誕生祝いにみなでウナギを食しに出かけたそうです 自宅で点滴をすることもなく見事な死に様であった・・・と  妹から。

添付:30218.jpg (148KB)
返信: 秋  二題 - 白いブランコ 2022/09/07(Wed) 13:38 No.30219
一つのメルヘン

秋の夜ははるかかなたに小石ばかりの河原があって

それに陽はさらさらと さらさらと射しているのでありました

さて小石の上に今にもひとつの蝶が止まり淡いそれでいてくっ

きりとした影をおとしているのでありました

やがてその蝶が見えなくなるといつの間にか今まで流れてもい

なかった川床に水はさらさらとさらさらと流れているのであり

ました

皆さんご存知の作者です


時にはこんな詩歌はいかがでしょう。


返信: 秋  二題 - 光龍氏 2022/09/07(Wed) 17:33 No.30220
白いブランコさん

お久しぶりです。ホント残暑(猛暑日)と台風とで、しみじみ「秋」を味わう時が有りませんね。
「秋という季節は、『アー秋が来たなァ』と目ではっきりとは捉えられないものだ」と、古今集で藤原敏行朝臣が言っておられますが頷けます。

中原中也「一つのメルヘン」は、秋の小河の流れと小石・蝶・太陽などで、空想的に作り上げた神秘的世界で、秋の風情に引き込まれます。素晴らしい詩を思い出させて下さり有り難うございました。触発されて中原の詩をもう一編「汚れつちまった悲しみに……」を思い出したのですが、秋のテーマに合いませんので掲載は控えます。


返信: 秋  二題 - アミーチ&のんのん魔女 2022/09/07(Wed) 18:37 No.30221
白いブランコさん

中原中也の詩・・中也は好きです。山口県に「中原中也記念館」があり、以前、広島へ行ったとき、ここまで来たら、中也の記念館へ寄らないと・・と立ち寄りました。中也の子ども時代の通知表他、多くのものが展示され、立派な記念館でした。

その夜は、中也が結婚式を挙げた大きな旅館があり、宿泊することが出来ました。ブランコさん、なつかしいことを思い出させてくださってありがとう。記念館で購入した「中原中也研究」を読み直そうと思っております。

光龍氏さん
「汚れちまった悲しみに・・・」好きな詩です。消すに消せなく生きている悲しみを、どうすることも出来ないが、抱えてゆかなければならない・・それが生きることでもある。やや退廃的思考が伺えるが、読む人を代弁してくれるような、印象に残る詩ですね。(勝手な解釈)
 


*汚れつちまった悲しみに・・・中原中也 

汚れつちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる
汚れつちまった悲しみに 今日も風さえ吹きすぎる

中略

汚れつちまった悲しみに いたいたしくも怖気づき
汚れつちまつた悲しみに なすところもなく日は暮れる    
  
  
新潮文庫 中原中也詩集より
(詩中の「つ」が大きく書いてあるのでそのままに)


*写真=長野松本の川岸で遊ぶ蝶、秋でしたので蝶の動きは静かそのものでした。


返信: 秋  二題 - リボン 2022/09/07(Wed) 22:19 No.30222
白いブランコさん
貴女らしいロマンティっくな投稿をしばしゆっくり読ませて頂きました

忙しい私はテンポが何時も違うように感じますが、優しさが伝わります

昔から豊橋広報誌には時々短歌が入賞していたのを拝見、敢えてそっと楽しんでおりましたよ〜

大空が多いですね、自然をよく観察されていていいなあと思ったものです

私は口をついて出てくるのは駄作ですが短歌もどきの日常です

先日の「DEATH」難しい本でしたが付箋を付けながら大分読みました

駅ビルに立ち寄った時の写真です


返信: 秋  二題 - クルメープル 2022/09/08(Thu) 22:04 No.30227
こんばんは みなさん

昨日、楓樹荘に入りました。こちらはもう秋本番です。夜は寒く風邪を引きそうになりました。夜中に布団を追加して何とか暖たまりました。

秋の話題で盛り上がっていますね。白いブランコさん、良い詩を読ませてもらえてありがとう。さすがですね。

光龍氏さん、いつも的確なコメントありがとうございます。このコメントがあれば十分、もう何もいりませんね。

アミーチさん、も中也がお好きなんですね。私も会社の旅行で山口市へ行き、見学した記憶がありますが、内容はもう忘れてしまいました。

リボンさん、豊橋の駅舎、立派ですね。春に帰った時には、列車から電車への乗り継ぎで、外は見なかったなあ。

写真は、倒れて電柱にかかってしまった柳の樹です。電気のケーブルが2本切れていました。電柱が倒れなくてよかった!

久留米は無事に過ぎましたが、楓樹荘では井戸ポンプの配線が切れてしまい、昨夜は水が出ず。今朝、九電から来てくれて、使えるようになりましたが、未だ大きな木が沢山あるので、近いうちに伐りに来てくれるそうです。強い風が吹くと、電気のトラブルが心配です。






返信: 秋  二題 - 白いブランコ 2022/09/09(Fri) 01:41 No.30228
みなさん  返信 ありがとうございます。

まだまだ 秋の気配よりも残暑の厳しい当地方ですね

光龍氏さん

秋という季節は・・・・。古今集の言葉・・納得で〜す

アミーチさん

中也記念館 行かれたのですね あなたも文学者の記念館随分沢山訪れていらっしゃいますね 折につけて拝見してきました

そうか。汚れつちまった  つは大きく気がつきませんでした

フオークソングにひねもす浸り過ぎさりしよごれつちまった哀しみ洗う (自作)

リボンさん

いつもみなさんに 細目に返信を続けてくださり頭がさがります  ありがとう。感心いたしております
「DEATH] も読んでいるのね  色々の本にも前向きに挑戦し
体も動かし・・・・拍手で〜す

クルメープルさん

楓樹荘は気候もやはり一段と違うのですね 木々にもお水にも台風の影響は・・・。ですか

又。高原の美しいお花ご紹介くださいね

もう。一点秋の歌を

母様 裏の木のかげにせみのおべべがありました

せみも暑くて脱いだのよ
脱いで忘れていったのよ

晩になったら寒かろにどこへ届けてやりましょか

   (金子 みすず)
虫が鳴いていい夜を過ごしています。 みなさん良い秋を


返信: 秋  二題 - ファーマー 2022/09/09(Fri) 04:54 No.30229
白いブランコさん 光龍氏さん アミーチさん クルメープルさん

みなさんの投稿を楽しく眺めていました。
ありがとうございました。

小澤さんの描いた「談話室」の世界だろうなあと感じています。

プレバトの夏井先生の言われることで、「映像が目に浮かぶ」ことの大切さを思い出しています。
みなさんの語りには、画像が浮かんでくる良さがあります。
本当にありがとうございました。

長万部の水柱、これからどうなるのでしょうか。


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