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野口義彦さん歴史講演会
野口義彦さんが歴史講演会の講師を務められました。
  演題:旧八名郡の歴史を訪ねて
  会場:石巻地区市民館
  第1回 平成21年5月10日(日) 9:30〜11:30
  第2回 平成21年5月24日(日) 9:30〜11:30

第2回の講演会に参加された、地元の氏原よし子さんと、さし絵を担当された夏目いつ子さんより頂いた資料より編集させて頂きました。
1回目は、「旧八名郡のあけぼの」と題して、牛川忠興の牛川鉱山から牛川人が発見されたところからスタートしました。

今回2回目の講演項目は、鳶ケ巣山砦/満光寺の再興/信仰の道/鳳来寺街道/秋葉街道/宝永の大地震と嵩山村/山吉田の百姓一揆、等でした。

野口講師の淡々と話される言葉を、満席の受講生は真剣に聞き入っていた、とのことです。
満光寺について:家康は野田城主の菅沼定盈(さだみつ)に遠江への侵攻法の作戦の計画を命じたのだが、菅沼一族の力を使い、井伊谷三人衆を味方に入れ、柿本城開城に成功した。その際に満光寺の住職、朝堂和尚の力が大きく働いた、とのことです。

家康が三方原の戦に負けて岡崎へ逃げる途中、満光寺に泊まり、翌朝、予定より早い時刻にニワトリに起こされ助かった、という伝説は有名です。
『山吉田のあじろ紙』は徳川家光の頃副業とされ、当地は四方山に囲まれコウゾ栽培に適し、黄柳川・小阿寺川・新戸川はコウゾの皮を晒すのに適していた、とのことです。
付録
 当日は、同会館にて『サツキ盆栽展』も開催されていました。
平成19年8月・野口さんの講演:「二代将軍秀忠の生母・西郷の局」のさし絵
西郷の局 石巻山のダイダラボチ 秋葉神社代参と竜 聖武天皇の后・光明皇后
('09.05.28 初掲)