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勘助にまつわる話を聞く会 平成19年7月3日13:30
●豊川市桜ヶ丘ミュージアム2F会議室において、講師に山本瑳一先生をお迎えし、標題の会が開催されました。
●参加希望者が多く、早々と募集を打ち切るほどの盛況で、当日は10回生のみならず、他回同窓生、一般の方々等60名が、会場を埋め尽くしました。また、久しぶりの再会に、開始の宣言が出るまでは、それこそ「収拾のつかない同窓会状態」でした。
●準備をして下さった世話人の方々、大変ありがとうございました。(上中央の写真を最大まで拡大すると、我らが大岩さんの「書」に、近づいて見られます)
●「勘助謂われの地を尋ねて、バス旅行」も計画されています。(詳しくは Wordファイルです
へそ曲がり編集者の独り言 : 恐竜の骨のたった一片から、巨大な恐竜の生きた姿を推測するのは科学であり同時に大きなロマンである。別の同種恐竜のもう一片の骨が発見されれば、その夢は更に膨らみ現実に近づく。歴史にも同様のロマンがある。勘助の「骨」と思われたものは「甲陽軍艦」(軍師勘助)であり、ほぼ確実なもう「一片」は市川文書(軍使管助)のみである。歴史は考古学同様の科学的推測手法はない。ロマンを求める我々には隔靴掻痒である。そこで、その要望に応えてくれるものが、歴史小説であり、井上靖は勘助像の創造に応えてくれている。文字を読むのが不得手な編集子などには、TVが映像・音声でロマンをかなえてくれる。小説やTVで歴史的ロマンの創造を見聞きするのは実に面白い。しかし創造と史実の混同が広まり始めると、真面目なロマンチストには迷惑な騒音となる。
('07.07.04 初掲)