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旅の参考書
中国東北地方旅
teruyoさんの談話室投稿/2009年8月/より)
スライドショー(中画面:800×600/大画面:1280×960)
8月22日から28日まで中国東北地方を観光して来ました。本当に行きたかったのは敦煌・ウルムチ・トルファンだったのですが、新疆ウイグルの騒動で行けなくなりました。そこで、同じ期間の旅を探し、旧満州地方に行きました。中部空港から大連に行き、日露戦争の最大の激戦地二百三高地、ロシア側が降伏し、乃木希典将軍とステッセル将軍が旅順開城の交渉を行った会見所、東鶏冠山、大連港を見ました。旧日本人町も散策しました。また大連駅車庫にて、満州鉄道の看板列車特急「アジア」号に登りました。
二百三高地、標高203メートルあることからこう呼ばれた。
会見所

大連港

日本人町

アジア号の機関車
大連で二泊して旧満州鉄道軟座車で瀋陽へ。約4時間の列車の旅。車窓からは見渡す限りとうもろこし畑。1910年開業のクラシカルな雰囲気のヤマトホテルで昼食。その後世界遺産瀋陽故宮博物院見学。同じく世界遺産昭陵へ。
昭陵
今回の旅は4夫婦とシングルの男性4人の12人のツアーでした。みんな何らか満州に縁のある人たちでした。例えば、子どもの頃奉天にすんでいて、大変な思いをして、引き揚げてきた人とか、自分は日本で生まれたが親が満州に住んでいたとか、戦争で親が満州で大変な思いをした人とかです。瀋陽は日本支配時代は奉天と呼ばれていました。瀋陽からは国内機で東方のモスクワと呼ばれているハルピンへ。大河松花江を船で遊覧したり、ロシア風建物聖ソフィア教会、太陽島公園等を見ました。
('09.09.03 初掲)