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ルミナリエ2009
'09年12月談話室投稿などより
スライドショー25枚(中画面:1024×768)
Luminarie by ヨーデルさん
今夜(3日)、神戸ルミナリエが始まりました。14日まで開かれます。今年は会場に流れる6曲の楽曲の内3曲を僕らの「追悼コンサートいのりのとき合唱団」が唱っているので、早速初日の今夜会場に聴きに行ってきました。午後6時に各会場の光が一斉に灯されました。会場内に先日録音した僕らのルミナリエ楽曲の1曲目の曲「Sunctus,lux aeterna」(聖なるかな 光よ 永遠に)が大きく会場に流されました。

『神戸ルミナリエ』は、阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、大震災の起こった1995年の12月に初めて開催しました。以来、神戸ルミナリエは震災の記憶を語り継ぎ、都市と市民の「希望」を象徴する行事として、毎年開催しています。今年、2009年で15回目を迎える『神戸ルミナリエ』。
神戸の冬を彩る荘厳な光の芸術作品をぜひ見に来てください。

写真はメイン会場の真北・神戸市役所展望階からのものです。
メイン会場(東遊園地)点灯前(午後5時55分)です。
本来ならJR元町駅から進んで西から東に向かってルミナリエ会場を抜けてメイン会場に来るのですが、今夜は交通整理の人々の制止をくぐり抜け直接メイン会場に来ました(今日は先ほどまで小雨が降っていて、人数も少なかったから出来ましたけど、明日からは無理でしょう)。

2009年作品のテーマ「光の抱擁」
〜冬の闇に放たれた無数のきらめき。
 眩しい光の反射のなかに、人々が映し出され、都会の変容がはじまる。
 優しい光の抱擁は、時を超えた過去と未来の記憶。
午後6時1分 点灯されました。
「Sanctus Sanctus Lux aeterna〜」(聖なるかな 聖なるかな 光よ永遠に〜)と僕らの唱う歌声が会場一杯に流れました。ルミナリエメイン会場に響く僕らの合唱を静かに聴いて‥…。あの日からもう15年経ちました。神戸の街はもうすっかり立ち直りました。
でもまだ多くの人の心には…。
〈Sanctus,Lux aeterna 〉
Sanctus Sanctus   聖なるかな 聖なるかな
Lux aeterna luceat eis  光よ 永遠に 彼らを照らしてください
Sanctus Sanctus   聖なるかな 聖なるかな
futurum lucet  未来は輝いています
綺麗な場内です。

〈あの日の悲しみを忘れない〉
Tam multae lachrimae,  涙の数だけ 
tam multae stellae genitae sunt  新しい星が生まれる
Non oblivisco causam lachrimarum  涙の意味を忘れない
Non oblivisco dolorem iste diei  あの日の悲しみを忘れない
Sanctus Sanctus  聖なるかな 聖なるかな
Lux aeterna luceat eis  永遠の光で 彼らを照らして下さい
外からのメイン会場。

〈未来に向かって〉
Lux Lux ad spem movere  光、光 夢に向かって
Lux Lux ad futurum movere  光、光 未来に向かって
Lux aeterna Lux aeterna  光よ永遠に、光よ永遠に
Sanctus, futurum  聖なるかな 未来
Sanctus, spem  聖なるかな 夢
Ut spem non abjicere  希望を捨てないで欲しい
Ut speciem non relinquere  夢をあきらめないで欲しい
飾られたルミナリエのイルミネーション(幻想的な光の彫刻)の下をメイン会場へ大勢の見物客が進んできます。
近い内にまたこの光の門をくぐり抜けて、光の芸術を見学しようと思っています。
(楓さん)
2年前にルミナリエ観賞に行き、素晴らしい光の芸術に感動し目に焼け付けて来ましたが、今年の会場で流れるBGMが 被災者の方々の心が歌声になり 音と光の芸術の催し(祭典?)となり、会場に訪れた人の心が より感動される事と思います。
この歌詞は 阪神被災地のみならず どこの被災地にも共通し 素晴らしい歌詞ですね。目頭熱くなり 手が合さります。

この写真はヨ-デルさんからのもので 朝日新聞(11月1日)です。
以前毎日新聞(11月1日)を投稿させた戴いたのには ヨ-デルさんが中央に 写っていました。(投稿を見つけましたので、下に転載します/編集子)
(楓さん 11/12投稿より)
ヨ-デルさん 今年の夏にはハンガリ-・ショプロンの記念式典あとに 世界から集まった『第九愛好家』の方々と 洞窟で♪「自由への道』を大合唱され 先日は香川県民大ホ-ルで 全国の第九愛好家&香川県民と大合唱されたお気持ちは 何物にもかえがたい 喜びと幸せですね。
今年の『神戸ルミナリエ』12月3日〜14日までの会場に流れるBGMの録音が新聞に記載され ヨ-デルさんが写っていらっしゃいますね。被災者の方々の真実の心が歌声になり、感慨無量ですね。
ヨ-デルさんから戴いた 新聞記事です。
Luminarie by ゆりさん
5日の土曜日 仕事を終え、2時便の高速船で博多に行き、4時の「のぞみ」に乗り、神戸に主人といってきました。 毎年 行きたくて、日にちが過ぎたり、行事が出来、やっと今年 行くことが出来ました。
ヨーデルさん、フリージアさんたちの「聖なるかな光よ 永遠に」が流れておりました。
土曜日でしたので 凄い人。タクシーの運転手さんの話ですと40万の人が今日はきていると。ホテルは 会場の近く 三宮の駅の前に取れ入り口まで5分ほどでしたが 入り口から会場までが 1時間ほどかかり、歩き、とまりの繰り返し。
本当に 大勢のひとでした、でも 阪神・淡路大震災の犠牲になられた方のことを想い、心があつくなり、今 この混雑の中の自分達のことを感謝しました。主人との会話も あの震災の話ばかりで、きっと 私達の気持ちも 天に通じていたことと 思います。
翌日6日はフリージアさんのアドバイスで、ケーブルカーとロープウエーで麻耶山に登り天上寺に参拝しました。
山門が2度目の火災で修理中で 残念でした。
天上寺
山門からの階段。
天上寺
本堂。とても景色がよく 10時過ぎでしたが 遠く神戸の海が輝いておりました。
天上寺
境内
天上寺から 六甲山ロープウエーまで 阪急バスかしきりで ドライブいたしました。 
憧れの六甲山・ホテルを横目でみて・・・・。
ロープ・ウエー乗り場のギャラリーでゆっくりして 下山。
途中 何人ものハイキングをしている人たちに会い、お一人でハイキングしている人が多く 非常に恵まれたコースと思いました。
新神戸より博多へ戻り、月曜日、今朝の8時の高速船で壱岐に帰りました。
(フリージアさん)
ゆりさん  いま開催中の‘神戸ルミナリエ’光の祭典にようこそ。震災から今年で15回目となる催しですが、毎年、多くの人々が神戸を訪れ,賑やかです。やっと念願が叶われたのですね。
翌日の摩耶山・天上寺から、きれいに輝く海を眺められたご様子、お天気も上々(ちょっと心配でした)、ご夫婦お揃いでのご旅行、存分に楽しまれて何よりでしたね。
(フリージアさん)
作品のテーマ「光の抱擁」を見上げる二人(小澤奥様と)
(写真:ヨーデルさん)
小澤さんご夫妻が、‘神戸ルミナリエ’に来られると、ヨーデルさんからお知らせ頂きました。(たまたま、ゆりさんとは入れ替わりとなりましたね)神戸で、お会いできるなんて!。予想外の嬉しいことです。私たちは会場までの500mほどの距離、‘ルミナリエの優しい光に包まれ’て上田益作のレクイエムも流れるなか、ゆっくりと静かな感動を味わいながら歩きました。ともに、いっときを共有できたことを、しみじみうれしく思いながら・・。

着いた会場の看板まえで/(写真:ヨーデルさん)
(編集子/ホテルより投稿)
皆さん投稿が早いですね。
昨夜は、ヨーデルさん、フリージアさんに大変お世話になりりました。ありがとうございました。
明後日の忘年会に向け、体力保持のため、今頃ホテルをチェックアウトです。ゆりさんの2日目は山ですので、僕はこれより海に行ってこようかと思います。
(ファーマーさん)
小澤さん  元気そうですね。ぼちぼち、「神戸の海」の投稿があるのではないかと首を長くして待っています。
ゆりさん  念願がかなって、よかったですね。ルミナリエもいいですが、天上寺の本堂の屋根の曲線は素晴らしい美しさですね!
フリージアさん  いつもセンスのよいフリージアさんですが、今日のスカーフ(正式になんというものかわかりません)は、ルミナリエよりいいですね。(写真をアップして気がつきました・・・)
Luminarie by 編集子 with Yodel & Freesia
ルミナリエを見る前に、まずは腹ごしらえ。
実に美味いカニ刺し(町中でこんな美味いのは初めてだ!ヨーデルさんのお薦めはさすが!)などを食べ、最後に「カニ重」。まずはこのまま食べ、次に海苔や具と共に食べ、最後にお茶漬けで食べる。いわば「ひつまぶし」のカニ版。
早(晩)飯をしておいて良かった。月曜というのにこの行列。
会場入り口にたどり着くまでに、40分以上行列で歩いたか?

後は光の海。その様子は、ゆりさん、フリージアさん、少し前のヨーデルさんの投稿の通りです。
会場入口。(ヨーデルさんの写真拝借)
光のアーケードを通り抜けると、メイン会場に到着(ヨーデルさんの写真拝借)
街並みと共に遠望してみました。
明後日の忘年会参加の余力を保つため、体調を考慮し、今日の観光は(ヨーデルさんの奥様の強いお勧めもあり)クルージングを選びました。
港の係員さんの薦めで乗った船は「ロイヤル・プリンセス号」という双胴船。考えてみれば、2007年4月の関西同窓会で、皆で乗ったのも全く同じこの船だった。
しかしその時は皆おしゃべりに夢中で、景色は一つも見ていなかった。お陰で新鮮でした。
川崎重工と、三菱重工が、三万トン級のタンカーを盛んに建造している。それが、パナマ運河を通れる最大クラスの船らしい。自衛隊の潜水艦も建造中で600億とか。
神戸空港。
右に伸びる橋のようなものは誘導灯らしい。
野次馬のつぶやき:「仕分け」のない頃の建設で良かったね。

今回僕は「介護者/保護者」?付きで行きましたが、ヨーデルさん、フリージアさんには色々時間を割いていただき、本当にお世話になり、ありがとうございました。
('09.12.19 初掲)