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海中散歩(2)
(ゲンジボタルさんの談話室投稿 2008/04/13 より)
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パラオの魚たち
この談話室を楽しむようになって何年? だろうか。PCに向かっていろいろな遊びがありますが、身近に感じる、青春(高校)時代のHPがあるなんて、何と幸せなことでしょう。関係者の皆さんにただ感謝あるのみ。前回の海中散歩が何時だったか思い出せないほどご無沙汰しました。確か、小澤さんが40歳過ぎにダイビングのライセンスを取得、沖縄の海など楽しんでいたが、年々海の汚染が進み珊瑚が死んでいくのが悲しくて、、、。全く同感! まだ遅くない。少しでも我々にできることがあるのなら、この思いだけは持ち続けたい。

ハナミノカサゴ=ほとんど何処の海にも生息。胸びれを広げ滑空するように泳ぎます。背びれのトゲに強い毒があるので要注意です。偶然近寄ってきたように見えますが、あの鋭い眼光を見て下さい。
いつも、きれいなお花をありがとう。白いブランコさん、リボンさん、お顔は出てきませんが、花を見て心和まない人はいないでしょう。ファーマーさんの“農園便り”や“時事解説”には 本当に感心します。Retire してまだ数年なのに、何と意欲的な前向きな人生なのか。

バラクーダー=円を描いて私たちダイバーを取り囲んだり、突然先頭の1匹を追って矢のように泳ぎだしたり、太陽光線をバックに見事な光景。素人が安物のデジカメラを振り回しても、あの醍醐味は伝わってこないのがもどかしい。1匹1匹は大人と同じくらいの大きさで、ダイバーが憧れる人気の大物です。
スミレナガハナダイ=この魚は水深20b〜70bと深い崖に生息、25bで撮影。このビッグドロップというポイントは海図によると6000bの海底。昔日本海軍が戦艦を係留したところでもあり、赤さびた鎖が海中に残っている。背中に絆創膏を貼り付けたような模様が特徴。雌雄同体魚で雌の中から1番大きなのが雄に性転換、これは雄です。

ニシキヤッコ=右手にいる派手な魚。「錦」という字の通り白・黄・青等でカラフル、思わずカメラを向けたくなります。
ダーバンさん、奈良の歴史散歩ありがとう。私も1週間ほど前、仲間8人と青春切符で関西線に乗って法隆寺と東大寺を訪ねました。すべてが国宝級のものばかり、溜息が出てきます。帰りにJR・鶴舞駅で下車、鶴舞公園の夜桜と缶ビールに酔いしれ、あっという間に現実の世界へ。

ナポレオンフィツシュ=頭にコブがあり、ナポレオンの帽子に似ているから。別名メガネモチノウオとも言います。人懐っこくダイバーに人気。香港では高級魚として食用にしているが、とても美味しいそうです。でも、乱獲や珊瑚礁の破壊などで激減している。最近は食べないように呼びかけられています。我々は触ることすら禁じています。
3日前の大雨と最近の暖かさ、3月29日・ホタルの里へ放流したゲンジボタルの幼虫たちが上陸を始めました。一昨夜、もしかしたらとホタルの里へ。目を凝らすと、やっぱりあちこちに鈍い光を放ちながら陸へ向かってゆっくりと歩いている幼虫を8匹発見! いい爺さん4人で目をこすりながら感動しました。うれしかったです。上陸後45日前後、今年は5月25日前後に1番ボタルが飛びそうです。

珊瑚礁=言うまでもなく、珊瑚礁と魚は切っても切れない縁。きれいな珊瑚礁が拡がる海原は、きれいな魚たちが群れています。この光景は見飽きることがありません。枝珊瑚の中に隠れたり出てきたりするソラスズメダイは圧巻。いまその珊瑚がピンチです。手持ちのネタは少ないがまたいつか紹介します。
('09.08.24 初掲) 前頁 /  / 次頁