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海中散歩(1)
(ゲンジボタルさんの談話室投稿 2008/03/23 より)
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ダイビング
68歳、遂に夢が実現しました。先月、パラオの海で200本(200回潜る)を達成しました。しかも突然のブラックマンタの歓迎! 頭上を横切り何とか後ろ姿をキャッチしました。ダイバー冥利に尽きます。

コウテン仲間にもおそらくダイビング経験者、体験ダイビング、シュノーケリング、船底からの海中散歩、いろいろ楽しんでいる方がお見えだと思います。一緒に楽しんでいただければうれしいです。

これから、少し長くなるかも知れませんが、思いつくまま海中散歩をお届けします。
ダイビング仲間の自己満足に過ぎませんが、100本潜ると仲間からショップから祝ってもらえます。この歳になって200本というのは周囲を見わたす限りいません。と言ってもシニアクラブへ入って、IR(インストラクター)を雇って、スペシャル料金を払えばごろごろ? しています。
1996年、金沢に単身赴任中、ホテルのダイビングプールを眺めながらライセンスを取るなら今だ! と、毎日のぞき込んだ。「やってみたいんですか」と、偶然肩をたたかれ、インストラクターを紹介してくれたのは星陵高校のU先生。講習中に偶然机を並べたのが浪速のNさん、そしてケラマでTさんとの出会い、ダイビングの楽しさと厳しさ、マナーを教えてくれた。あれから12年、3度目のパラオで200本を達成、感無量。いい出会い、いい仲間がいてこそ、と感謝しています。
パラオのブルーコーナーというポイントは海溝3000bと言われ、潮流は速く、珊瑚礁の根っこを片手でつかみ、片手でカメラのシャッターを押します。サメ(グレイリーフシャーク)が近寄ってきますが、どんなサメでも岩に掴まっている限り襲われません(小回りの効かないサメの方が怪我をする?)
深く潮流が速いほど、大きな魚が多いです。近くを泳いでいるお腹が白っぽい魚はカスミチョウチョウウオで、私の大好きな魚です。
カメさん(アオウミガメ)は意外に警戒心が強く、近寄るとすーっと逃げていきます。食用にしたり、べっ甲が高価なため乱獲によって激減してしまった。それでも最近は保護・増殖があちこちで試みられ、少しずつ増えている地域があると聞くと、ほっとします。

すごい歯を持ち、死んだ珊瑚礁をかじりながら首を突っ込み餌を探しています。そのおこぼれにあやかろうと魚が寄ってきます。海の中の生物、魚たちを見ていると、すべてを忘れます。
編集子 2008/03/25 羨ましい。 久しく潜ってないなぁ。 沖縄の海中の美しさに見せられ、スイミングスクールに行きカナヅチを少し直し、更にダイビングの国際ライセンスを取ったのは40才過ぎでした。
10年間くらいは、沖縄の世界一美しい(と言われていた)珊瑚と熱帯魚(もちろんマンタも)を楽しみましたが、年々海の汚染と温暖化のためか、離島の珊瑚まで死んでいくのを残念に思い、その後まったく海に潜っていません。パラオ、モルジブ、グレートバリアリーフなど、まだ綺麗な所があるのでしょうね。
アミーチさん 2008/03/26 ゲンジボタルさん、お久し振りの登場ですね。美しい色の海底に息をのみ絶句です。この亀さんは、竜宮城へ浦島太郎を案内したのか?穏やかな顔をして、土方さんの満足感を代弁しているようですね。「やったよ!うれしかった」と。 「夢は待ってくれるが、夢を捨てるのは人間の方である」との教訓は本当ですね。夢を達成されたことに大きな拍手をお送りし、つたないお祝いの歌を(サクラサク)
  コバルトの深海泳ぐダイバーを
      チョウ魚も祝う200海(回)の夢
ゆりさん 2008/03/26 200本 おめでとう御座います。マンタ 水族館で見ても その大きな 迫力には ビックリしました。実際に 海中で 出会えたらと、頭の中で色々思い巡らせ、私まで 楽しくなりました。いつも 奇麗な海の中の様子 ありがとう御座います、感謝。
250本、300本を目指してください。 こころより お祝い申し上げます。
('09.08.24 初掲)  / 次頁