●ワタシの自宅からJR 東海道本線を「駅間歩き」する場合。

1回目「愛知御津」駅から「三河大塚」駅まで歩いて、電車に乗って帰ってくる。

2回目「愛知御津」駅から「三河大塚」駅まで電車で移動し「三河三谷」駅まで歩き、電車に乗って帰ってくる。

3回目「愛知御津」駅から「三河三谷」駅まで電車で移動し「蒲郡」駅まで歩いて、電車に乗って帰ってくる。

4回目「愛知御津」駅から「蒲郡」駅まで電車で移動し......

●この方法をくり返して「JR 東海道本線」を、西は「大垣」東は「吉原」まで歩きました。

●以下の「ルール」はワタシ自身もあまり厳密に守っているわけではありません。

1. 鉄道の「駅」と「駅」のあいだを、できるだけ線路沿いに歩く。
その際「あまりに短距離だ」と感じた場合は、ちょっと休憩したあと次の駅をめざしても良い。 ただしこの「駅飛ばし」をあまり行うと、後日「非常に印象の薄い駅」となってしまう場合が多いようです。

「そんな駅ありましたっけ?」「アンタ歩いたんでしょ!」などという無様な会話の元になりがちです。

2. 踏切や架道橋は、できるだけ面白がって渡り、線路の反対側にルート変更するものとする。

ただし、以下のようにあらかじめ碁盤の目状に道路があったところに斜めに線路が走っている場合は、赤い矢印のルートをとると「踏切」を渡って90度曲がって、また「踏切」を渡るときチラッと横を見ると「至近距離」にさっき渡った「踏切」が見える。ということになります。

これが下図のようにひたすら続くと、モチベーションの著しい低下を招きます。こういう場合は、黒い矢印のようなルートをとっても良いものとしています。ただしこのルートはそのままホイホイ青い矢印の方向に直進してしまう危険性が高く「上級者向け」と言えるかも知れません。

名鉄 三河線に戻る。
名鉄 蒲郡線に戻る。
名鉄 名古屋本線に戻る。


1. 川があった場合

図では「橋」がわりに近い所に描かれていますが、現実的には「川」は大変です。
左右を見渡しても「橋」が見当たらず途方にくれたりします。

まじめに考えれば赤矢印が正規のルートですが、駅の方向がわかっている場合は黒矢印、もし青矢印のルートがとれるのなら、それもありとしています。
2. トンネルがあった場合
「愛環線」に戻る。

赤矢印のルートは普通は不可能です。黒矢印のルートをとるコトが多いです。
JR 中央本線「定光寺」→「古虎渓」駅間はこのケースの好例です。

3. 恐怖の新興住宅街
「JR 東海道本線」に戻る。
よくある「○○台」です。多くは「入口/出口」が一ヶ所しかありません。

赤矢印は「道がない!」箇所に数メートルの段差があったりして通行不可の場合が多いようです。

たいてい黒矢印のように「どこかに出口はないか?」と捜し回ったのち、「なんだかなぁ〜」とか呟きながら「引き返す」ことになります。

4. 地下鉄について
「名鉄 豊田線」に戻る。 「名鉄 瀬戸線」に戻る。

地下鉄の「駅間歩き」は(「名鉄 瀬戸線」では「成り行き」でやってしまいましたが)今後あまり実行するつもりはありません。

●簡単に言えば「つまらない」「意味がない」と思えるからです。

ハリウッド映画に良く出てくるように、あの「トンネル」の中を歩くのは、それなりに面白いかも知れないような気もしますが、そういう「危険」なコトは本当の非常時にしか行わないほうが良いと思われます。

1. 「目」で見つける。


                         <中央本線:武並駅>

この写真のように「見えてくれば」OKです。

2. ●以下のような道路や線路沿いの「看板」を見つける。
<中央本線:古虎渓駅> <飯田線:中部天竜駅>
この写真のような看板を見つければ、もう大丈夫です。

お馴染みの道路脇の案内表示板に助けられるコトもあります。


<飯田線:江島駅>

この「看板」があれば「駅」はすぐそこです。「江島だよ、減速してね」という「運転士」さん用の看板のようです。

3. 高校生の皆さん等が「群れて」いるのを見つける。
「名鉄 河和線」に戻る。
「名鉄 瀬戸線」に戻る。
「JR 中央本線」に戻る。

自転車にせよ徒歩にせよ、上図のように「駅」から帰宅する場合、最初は「群れ」を作り、だんだん人数が減っていくコトになります。

「高校生」等の集団を見つけたら、その進路の逆を取ると、必ず「駅」か「学校」に行き当たります。「学校」に着いてしまったら、まぁしかたがないので「校門」の写真でも撮って誰かに道を尋ねましょう。


ワタシはこの法則を「女子高生...」もとい! 「高校生集中/拡散の法則」と呼んでます。

4. 「地名」が「駅名」と同じなら「駅」は近い。

「藤川郵便局」があれば、名鉄「藤川駅」は近いはずです。ただしこの方法では「方向」はわかりません。単に「安心」できるだけです。

●「鉄道駅間歩き」の必携品をご紹介させていただきます。

1. バッグ(鞄)

●まぁ「散歩」みたいなモノですから「手ぶら」が一番気楽でいいのですが、やはり必要になってきます。

←最初はこういうのを使っていました。

ご覧のように「ブルーデニム」製です。

デザインがなんか「ギーガ−」ぽくて気に入っていたのですが「雨」に弱いのと、ポケットが「開放的」すぎて、たとえば歩きながらポケットに入れた「財布」や「デジカメ」が天竜川の流れに向かって落ちていくのではないか?とかが気になってしかたがないという欠点がありました。
次に買ったのがこれ!

「日本野鳥の会」の通販で購入しました。

大変軽くて使いやすく、ユニークなのは下の矢印部分を持って引っ張ると、いちいちジッパーを開かなくても中味が一発で「丸出し」になるという機構を持っていることです。(マジックテープを使っています)

2.

●「高温多湿」のこの国では「合羽」より「傘」のほうが楽だと思います。
それに「合羽」はカメラのレンズを守ってくれません。「水滴写真」の元になりがちです。
右のような本格的なものより、左のような「3段折りたたみ」「超軽量」タイプがおすすめです。

写真の黄色い傘は、実はEidenのバーゲンでもらった物です。

3. 飲料

「水」「お茶」のたぐいです。「水筒」などという大袈裟なものよりペットボトル等のほうが「軽量」で「使い捨て」で便利です。
写真は「お茶」ですが、夏場は「水」のほうが快適なようです。

とにかく「ねじ式」で「少しずつ」給水できるものを選んでください。


パキンと開けて「一気飲み」するタイプは「爽快」ですが、下手をすると「トイレ、コンビニ、公園、公共施設...」などと呟きながら田舎道を彷徨い歩く、アブナイおじさん化する惧れがあります。

4. 携帯灰皿

喫煙者のかたは「必携」すべきではないか?と思っています。
豊橋駅のコンビニみたいな売店で買ったものです(\105くらいです)。ちゃんとマニュアルを読んで使えば何年も使えます。
「ポッケロ」という商品名です。

ただし、これを持っていれば「どこでも喫煙していい」ワケではありません。野外での「投げ捨て」を防ぐツールです。

5. ハンカチ等 「JR 東海道本線」に戻る。

まぁ「一般社会常識」のようなものですが「ハンカチ」「ポケットティッシュ」は必要です。
「ハンカチ」は忘れても「衣服」で拭けば、なんとかなりますが「ティッシュ」は「必携」です。地方の、駅や公園のトイレでは、トイレットペーパーが切れている場合が多々あります。これも大袈裟なものより「金融関係」の皆さんがよく駅前で配っているのを「いただいて」おけばOKです。

6. デジカメ等

「カメラ」は「必携」ではありません。「健康」のためには、ワタシのように5分や10分ごとに「立ち止まって」写真など撮ってるより「立ち止まらないで」すたすた歩いたほうが「効果」が高いそうです。

7.

「長く」歩いて10km程度、普通はせいぜい5〜6kmですから「靴」はなんでも構いません。
ワタシの場合「リニモ」は「革靴」、夏場の飯田線は「短パン」「サンダル」姿で実行しました。